見留敦子　九寸　夏・単衣　名古屋帯　【花】

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反物のみ	418,000円(税込)
仕立て付（＋9900円）	427,900円(税込)

￥418,000円(税込)

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大変なオーラをまとった
見留敦子さんの名古屋帯

正直言いますと、この作品を作られた見留敦子さんとはお会いしたことがありません。問屋様の展示会にてたまたま出会った作品なのです。
我々が、作品を手に入れる場合、作者の人柄に触れ、ものづくりに共感し、そして作品の魅力を感じます。
つまり、作品にストーリーがプラスされ、その作品の価値感となるわけです。
実際、伝統工芸品やてづくりの作品に関して言えば、純粋にそのものだけを見ているというより、往々にしてプラスアルファーの要素が大きいような気がします。
もちろん、そのようなプラスアルファーの要素も含めてものの価値であるということは正しい判断であると自負しておりますが、今回のこの見留敦子さんの名古屋帯に関して言えば、そんなプラスアルファーの要素は全くなく、純粋に作品の魅力のみで引き付けられたものであり、それだけに作品自体に相当なオーラが感じられるといっても過言ではありません。
良い作品というのは、理屈抜きにして吸い込まれるような不思議な魅力を持っております。
もっと言うなら、今回のこの帯は夏・単衣用です。
袷のものにくらべて、暑い時期ということもあり、極端に需要が減るため、呉服屋としては商売上あまり高額なものは避けたいのが本音ですが、この帯はそんな呉服屋としての理性を吹っ飛ばしてしまうほど大変な魅力をまとっています。

コーディネイトはこの帯を
引き立たせる色使いで

さて、実際どのようなコーディネイトをしたらよいかということですが、これはいろいろなアプローチの仕方があると思います。

正解があるわけではありませんが、私が考えるに、まずこの帯の存在感を引き立たせるようにコーディネイトすること。

着物をコーディネイトする際のポイントは、もちろん、着られる方が中心であるという前提はありますが、帯か着物どちらかを主役にしてそれを引き立たせるように色を足したり引いたりして、小物を選んでいきます。着物も帯もどちらも主役にしてしまうと、良さをうちけしあってしまいますので、必ずどちらかを主役にします。
今回はこの帯が主役ですので、着物はあまり色数が多いものより、単色系のもののほうが相性がいいように思います。

そして、帯締め帯揚げのどちらかは全体になじむ色、どちらかはさし色として存在感のある色を入れると印象的なコーディネイトができるのではないでしょうか。

商品情報

■　幅(反物）　：　約３５ｃｍ
■　素材：正絹
■　着用時期：6月7月8月9月

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